TPPオホーツク緊急集会
北見芸術文化ホールで緊急集会
7月25日(土)午後、「TPP閣僚会合を前に国会決議の遵守を求める
オホーツク緊急集会」が開催され、オホーツク管内から450人が結集
しました。
この集会は、TPP問題を考えるオホーツク管内関係団体連絡会議(オホ
ーツク圏活性化期成会など35団体)が主催して開かれたもので、24日か
ら参加12か国による首席交渉官会合、28日〜31日に開かれる閣僚会合で
「実質的に決着も」との緊迫した情勢を受けて開かれたものです。
集会決議
集会では「TPP交渉が大詰めを迎える中、公式な発表がないにもかかわら
ず政府が米国産米の輸入拡大や牛肉・豚肉の関税率の引き下げを検討して
いることなどが繰り返し報じられていることに対し、農業者をはじめ多く
の関係者から不安の肥があがっている。さらにTPPが金融、医療、公共事
業など地域経済や国民生活に不利益を及ぼすとの懸念は、依然として払拭
去れておらず、十分な情報開示や国民的な議論に至ってはいない」として
政府に対し「農林水産業の聖域確保、国民に対する情報の開示、食の安全・
安心の堅持、国の主権を損なうようなISD条項に合致しないことを求めた
衆参農林水産委員会決議を守り抜くよう」との決議を行いました。